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【実体験】ベンチャー企業で働く

従業員数が少ないベンチャー企業は大手ではできない経験が沢山できますが
ワーママが働くのには厳しい点がいくつかあります。

メリット

  • ベンチャー企業ならでは!唯一無二の貴重な経験がたくさんできる
  • 時給アップや社員登用が期待できる
  • 従業員の絆が深い
  • バブリーな経験も味わえることがある

ベンチャー企業ならでは!唯一無二の貴重な経験がたくさんできる

ベンチャー企業の明確な定義はないのですが設立して間もないことから
従業員数が比較的少ないです。

それなので、一人一人の業務量がとても多く
社員と派遣の線引きがあいまいで、どんどん仕事を任されます。

経営陣に交じって戦略会議に出席したこともありますし、
新幹線に乗って出張に行ったこともありました。

仕事についてもマニュアル等は無いので
結果を出せれば自分のやり方で任せてもらえます。

その会社の分野に詳しい少数精鋭の方たちに囲まれていると
自然と知識が身に付きスキルアップにもつながります。

詳しくは話せないのが残念ですが、
動画配信のスタジオに立ち会わせてもらったりなど
特別な経験ができるのがベンチャー企業の魅力です。

時給アップや社員登用が期待できる

経営陣との距離が近いので
派遣でも頑張りを評価してもらいやすいです。

時給アップの交渉を派遣会社にすると経営陣に話がいきますが、
普段から仕事ぶりを見ている経営陣が評価してくれるので話が早いです。

私は1年で100円アップしてもらいましたが、
派遣会社に言った次の日にはOKをもらえました。

社員登用についても独自の規定があったり
経営陣に仕事ぶりを評価してもらえれば社員の話が出たりします。

私の働いた会社では
【3年働いたら社員】という夢のような規定がありました。

従業員の絆が深い

同じ志を持った仲間で会社を起業しているので
従業員のかなり絆は深いです。

自分の知り合いに声をかけてといったパターンが多く
何年、あるいは何十年も前からの知り合いが集まっています。

それなので仲間意識がとても強く
ポンっと入った派遣でも同じ距離感で接してくれます。

飲み会や社長も含むランチ会もたくさんありました。

メリットとして挙げていますが
仕事とプライベートを分けたい人によってはデメリットになるかもしれません。

バブリーな経験が味わえるかもしれない

ベンチャー企業ならではだと思うのですが急成長を肌で感じられます。

毎月社員が増えたり、おしゃれなオフィスに移転したりと
絵にかいたような急成長を体験しました。

それだけ会社の業績が好調ですと
忘年会などの宴会も盛大に行われ、これがまさにバブリーな経験でした。

都内の一等地にあるホールを貸し切っての大宴会で
シャンパンが振舞われ、豪華な景品のビンゴ大会など
今考えても夢だったのかな。と思うようなバブリー宴会でした。

デメリット

  • 派遣契約を切られることが大企業に比べて多い
  • 休みが取りにくい
  • イレギュラーに対応できない

派遣契約を切られることが大企業に比べて多い

ベンチャー企業は規模が小さく設立から間もないので不安定です。
社会情勢にも左右されます。

近年のコロナ禍では多くのベンチャー企業が窮地に陥ったのではないでしょうか。

覚えている方も多いと思いますが
2008年に世界恐慌に陥ったリーマンショックなども大いに影響します。

2008年のリーマンショック以降、非正規雇用者が契約を切られる
「派遣切り」が話題になりましたが、私もその派遣切にあった一人です。

当時勤めていたベンチャー企業はリーマンショックの影響をもろに受けて
あっという間に経営難に陥ってしまいました。

あまりにも一瞬過ぎて、転職を考える暇もなかったです。

ワーママの多くは子供を保育園に預けて仕事をしていると思います。
親が働いている証明を提出しなければ退園となってしまうため
急いで次の仕事を探さなければなりません。

この転職に伴う猶予期間が設けられていますが
自治体によって差があるものの最大でも3か月ほどなのでかなり焦ります。

ワーママの場合はこの猶予期間内で転職活動をしなくてはならないので、
まず契約が安定して続く企業を選ぶことがとても重要です。

ちなみに、私はベンチャー企業で2社働いたことがあり
1社は上記のように経営難の末派遣切りとなりましたが
もう1社は全く別の理由で派遣切りとなりました。

かなりレアケースになるかと思いますが、
かなり業績が良く大手企業の傘下になる事が決まりました。

ただその条件に社員のみを受け入れるとあり
数人いた派遣は全員契約を切られることになりました。

このように経営が悪化するだけでなく
順調な場合でも契約を切られる可能性があるので安定を求めるワーママにはおすすめできません。

休みが取りにくい

あらかじめ予定がわかっている休みであれば
事前に仕事を進めておくことはできますが、
子供が小さい時は急な休みがとにかく多いです。

従業員が少ないゆえ、個人の業務量は多岐に及びます。
それなので急な休みが重なるとほかの方がカバーできないほどの業務が溜まることになります。

申し訳ない気持ちと休んだ分の業務をこなさなければならない
プレッシャーに耐えられなくなると思います。

ワーママがベンチャー企業で働くことについて

ワーママにとって一番重視しなくてはいけない
安定と休みの取りやすさを考えるとおすすめは出来ません。

働き甲斐は抜群にありますが、
子供が大きくなってからチャレンジするほうがいいと思います。

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